「利確しとけばよかった…?」
トレードをしていると、こんなふうに感じること、ありますよね。
今回は私自身が実際に行ったEUR/USDのロングトレードを振り返りながら、
“利確のタイミング”と“欲張るべきかの判断”についてまとめます。
✅ トレードの概要
- 通貨ペア:EUR/USD(ユーロ/米ドル)
- エントリー日時:2025年7月23日
- エントリーレート:1.1742(ロング)
- 決済レート:1.1742(建値撤退)

📈 なぜその場面でロングを入れたのか?
チャートは4時間足ベースで明確な上昇トレンド。
下降トレンドラインを上抜けし、MACDもゴールデンクロス、
200EMAの上で推移していたため──
「これはしっかり押し目が入って、上昇再開するパターンだ」と判断しました。
さらに、直近のレジスタンスもまだ上(1.1800〜1.1850)にあることから、
利を伸ばす戦略が有効だと考えていました。
🧠 1.1800で利確すべきだった?それとも保持で正解?
正直、1.1790付近まで上昇したときに利確はできました。
しかし私は、「トレンドに乗ったときは最大限伸ばす」という考えから、利確せずに保持。
結果的にその後反転し、建値ストップにかかって±0で終了となりました。
✅ 今回の判断は失敗だったのか?
結論から言えば、
❌ 失敗ではありません。
✅ むしろ「利を伸ばす勝負をして、ノーリスクで終わった」成功体験です。
🔍 そう言える理由3つ
① 強いテクニカル根拠があった
- トレンド転換、MACD、EMA支持…買いの条件が揃っていた
② 抵抗までの余地があった
- 1.1800超え〜1.1850までの空間があり、100pips級も現実的だった
③ 損切りは建値→ リスクゼロ
- 最悪でも±0。リスク管理は100点満点。
💡 今後に活かすなら?
戦略 | 内容 |
---|---|
部分利確 | 節目(1.1800など)で一部を利確、残りは伸ばす |
トレールストップ | 利益が伸びたらストップを建値→+20pips→+40pipsと調整 |
段階的判断 | 押し目・反発・失速をチャートから素早く読み取る練習 |
🎓 今回の教訓
✅ 利を伸ばす判断は「勝負に出る価値がある場面」でこそ意味がある
今回のチャートは、テクニカル的に十分な根拠が揃っていた。
トレンド転換直後、明確なブレイク、モメンタムも良好──
そんなときに**「伸ばす選択をしたこと」自体は正解だった**。
✅ 「節目での一部利確」も視野に入れるべきだった
結果的に1.1800付近で反落したが、
「ここは意識されやすい価格帯」と事前に分かっていたなら、
半分だけでも利確しておけば“利益+経験”を両取りできた。
✅ 建値撤退は“負け”ではなく、“最高の防御”
エントリーから損切りまでのルールを守り、
ノーリスクで終えられたこと=資金を守れたことは、
大きな“成功の種”につながる。
✅ トレードの良し悪しは「結果」より「判断の過程」で決まる
利確できたかどうかよりも、
「なぜそう判断したか?」
「その判断は再現性があるか?」
を見つめ直すことで、次のトレードが必ず精度アップする。
💬 一言まとめ
「利確しなくて後悔」ではなく、
“利確する判断材料をどう整えるか”が次の課題。
✅ 最後に:利確のタイミングは正解がない
FXにおいて、「利確の正解」は結果論になることが多いです。
でも大切なのは、
「なぜその判断をしたのか?」
「リスク管理はできていたか?」
という過程の正しさ。
今回のような建値撤退も、次の“利確の判断精度”につながる大きな一歩です。
✅ また次のトレードが来たら、成長した自分で向き合っていきましょう。
FXは「失敗」ではなく「記録と検証」で勝てるようになります。
📊 同じようなトレードに悩む方のヒントになれば嬉しいです!